私のお片付け遍歴を綴ってみようと思う。
まず、子ども頃。中学生くらいから自室があった。
古い日本家屋だった我が家の、六畳一間で収納はなし。
壁一面の大きな洋服ダンスとメタルラックを置いて、あとは学習机があった。
その間に布団を敷いて寝る。布団は畳んで置いてある感じ。
私はその頃からオタクであり、モノは溜め込み傾向があった。
雑誌やら撮りためたビデオテープやら何やらを、メタルラックやタンスの上に収納。
隙間も無いくらい詰め込みで置いていた。ただあるだけ状態。
タンスも、洋服でいっぱいの中、本とかも入れてあった気がする。
いかに上手く積めるか、と考えていた気がする。
その結果、すごく圧迫感のある部屋だった。
それが、家の建て替えに伴い、一旦仮住まいに引っ越すことに。
その時に、学生時代の文集とか(すごい取ってあった)、
そういうものは捨てた。
それまでは、いかに詰め込むかという考えであったけど、
そこから少しずつ変わった。
で、で、お片付け読書遍歴。
こんまりさんの「ときめく片付けの魔法」山下ひでこさんの「断捨離」はもちろん、
近藤典子さんの雑誌特集だったり、テレビで見て知った井田典子さんの本など。
その後、いつものごとく乱読。
モノを減らす指南は、ミニマリストの本に。
ゆるりまいさんの「わたしのウチには、なんにもない」は衝撃でした。
整理についても色々見たけど「ライフオーガナイズ」は目から鱗でした。
片付けとは、モノを自分が管理できる適量にして整理することを。
そしてそれを保つ自分なりのメソッドを持つこと。
乱読した本などから、自分ができそうなことを、小さく、時には試すことで、
自分なりのお片付けが見えてくるのだと思う。
私なりのメソッドは、
①持っているもの一つずつに「住所(定位置にしまう」を作る。
これは、本当に大切。忙しくて部屋が散らかってしまっても、
一定時間、集中して床にあるものをただただ「住所」に戻すだけでスッキリ。
これができるようになると、多少散らかっても、焦らない。
②買うときは、手放す時まで考えてみる。
小物とか家電とかは、手放す時はどのような方法なのか、考えてみるようにしている。
本当に欲しいのか、必要なのかって落ち着いて考えてみる。
もちろん、そんなのばかりでストレスなので、
いくつか無条件に買っていいと決めているモノもある。
今のところ、この2つかな。
全てスッキリしている訳ではなく、
波がありながら、自分の適量を探し続けている感じなので、
私のお片付けの旅は、まだまだ続く。